CROSS TALK 03 対談
だいふく鍼灸整骨院で働いて、夢を叶える

座談会参加者
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経営 / 統括マネージャー
入舟 勇志
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独立スタッフ / 両村鍼灸整体院 院長
両村 亘祐
だいふく鍼灸整骨院で築いたキャリアについて
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入舟
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両村先生は、2012年からのだいふく鍼灸整骨院の創業メンバーであり、僕の元上司でもあります。今日は、改めてよろしくお願いします!両村先生は、だいふく鍼灸整骨院で働いた後に独立された経緯をお持ちです。先生の経歴や独立について、今後の目標などをお聞きしていきたいと思います。さっそくですが、両村先生の経歴を教えていただいても良いでしょうか?
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両村
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本日は、よろしくお願いします。創業メンバーとして入社しました。入社の決め手は、代表の田邉先生の技術力に魅了され、先生の元で働きたいと思ったことです。あとは、いろんなことにチャレンジさせてくれる姿勢に惚れ込んだのもあります。
キャリアとしては、今はなき畑寺院で働きはじめて、その後に西垣生院の院長として就任し、新店舗の立ち上げに携わりました。ここで大きくキャリアアップした感じがします。 -
入舟
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なるほど。両村先生は、2022年に独立をされましたが、それまでだいふく鍼灸整骨院で約10年のキャリアを築いてこられました。そこまでがんばれた一番の原動力はなんだったのでしょうか?
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両村
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主体性を持って仕事させてもらえたってことですね。それこそ任せるところはしっかり任せてもらえるし、色々チャレンジさせてくれるところですね。
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入舟
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その10年の中で、今の仕事に役に立っているなって思うところはありますか?
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両村
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松山でずっとこの仕事を続けてこられたってことですね。キャリアを築きつつ、患者さまへの認知度も上がっていってから開業したことで、うまくいっているところはあると思います。もし仮に、全く僕のことを知っている人のいない土地で開業してたらもっと苦戦してたと思います。そこが一番感謝しているし、よかったなと思う点ですよね。
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入舟
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ある意味、両村鍼灸整体院っていう自分の名前を看板に掲げているからこそ、地元の人たちにプレゼンスできたっていう。
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両村
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そうそう!めちゃくちゃ良かったです。
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入舟
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在籍期間の中で一番思い出に残っているエピソードを教えてもらえますか?
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両村
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やっぱその西垣生院の立ち上げですね。自分が初めて院長に就任したところで、もう何も知らないというか、お店を立ち上げる経験をしたことがない。かつ、5人の新入社員がいて、彼らと初めて仕事をするという経験ですから、なかなかハードでした。もちろん、みんなの協力はあったけど、僕1人で1つの院を作り上げたという達成感が印象に残っていますね。
みんなで働けるって実は尊い!
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入舟
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では、10年前に戻るとして、今だったらこんなことに力を入れるなとか、やっておけば良かったなってことはありますか?
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両村
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そうだな。やっぱり今1人でやってる分、誰かと協力して仕事をするってことは、前よりは減っていて、その感覚が味わえなくなってしまいました。だから、今やるとしたらもっと人と協力するってことに着目して仕事をするだろうなって思います。
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入舟
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達成感が味わえるとか、チームワークでっていうところですね。では、この後は「独立」っていうところにちょっと目を向けていきたいなと思うんですけど、独立を考えてた時期ってどれぐらいから?
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両村
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独立は専門学校を卒業した時から決めていましたね。実は、就職して5年した頃に代表に「独立したい」って伝えたんです。でも、その時は「まだ実力不足」って言われて、もう5年働きました。でも、やっぱりその時は早かったですよね。
独立する際のリアルな壁
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入舟
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独立する時、一番に準備したことは?
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両村
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それはリアルにお金ですよね。
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入舟
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では、独立する上で不安や悩みはありましたか?
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両村
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もちろん、ありました。でも、専門学校の時に独立するって決めてたから。あとは行動が追いついてくるだけというか。決めてたことに対して自分が行動するだけなんですけど、その時が一番不安でしたね。でも、一歩ずつ進めて、銀行さんへ事業計画書を提出して借り入れができるようになって、返済計画が引けた段階で「あとはこれを返していくだけ」って思えました。この時、やるべきことにフォーカスできて切り替わりましたね。
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入舟
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そうですよね。だいふく鍼灸整骨院は院長になった時点で、結構、売り上げなどの数字を見ていくと思いますが、そのことは役に立ってますか?
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両村
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そうそう役に立ってます!院長になった時点で数字の見方を教えてもらっているし、責任を持って経験してきているから自分の中では整理できているんだけど、だからこそ難しさがわかるっていうか。怖気付くっていうかね・・・。数字の見方を知ってる分、怖さを知ってる。ポジティブとネガティブの両方があるかもしれないけど、結局は一つの院を存続させるにはお金が必要ってことは理解してますよね。
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入舟
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独立する上で、一番良かったなってことと大変なことについて教えてください。
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両村
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良かったなってことはやりたいことは選択して積極的にできるっていうところ。逆に言えば、やりたくないってことはやらないって自分で決められるってところが幸せかな。大変なことは、自分で自分をコントロールすること。自制・自律することですね。もうサボろうと思えばどこまでもサボれる世界なので、どうやって常に自分のモチベーションを高くもっていくかっていうところはありますよね。
信念を持って開業する
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入舟
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確かにそういう部分はありますよね。ところで、院の内装も素敵ですがこだわったところってあるのですか?
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両村
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僕は患者さんに寄り添える院を目指しているので、ここでは1対1での施術を充実させたいと思っています。だから、患者さんがきた時に安心できるような空間作りは重視しました。
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入舟
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パーソナルな空間を作ることが1番のこだわりなんですね。両村鍼灸整体院の治療の方針とか大切にしていることは?
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両村
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「一人の患者さまを一生涯サポートする」っていう考えがベースにあります。今は40代を中心に20代〜80代の患者さまが通ってくれていますね。
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入舟
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働き盛りを中心に幅広い年齢層の方がいらっしゃるんですね!では、今後の目標について教えていただいても良いでしょうか?
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両村
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今後の目標では、大きな枠組みでいうと2つあります。一つは、鍼灸師の独立を支援するような治療院を作りたいっていうこと。もう一つはデイサービスをしたいなと思っています。あとは機能訓練型のデイサービスとかやりたいなと。これも、「健康寿命を伸ばしていく」という思いが根底にあります。鍼灸師の仕事はここに通じますよね。
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入舟
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最後に、全国には15万件くらいの整骨院がある中で、それぞれ良い部分があると思います。両村先生から見てどういう方がだいふく鍼灸整骨院に向いているのかについてメッセージいただけますか?

業界を盛り上げる仲間として
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両村
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だいふく鍼灸整骨院は信頼して任せてくれて、いろんなことに挑戦させてくれる会社です。しかも、独立しても当時の部下と繋がってられて、今もこんな風に対談ができて良好な関係を築けている時点ですごくありがたいなって思っています。あまりないですよね、こういった関係は、ライバルになるし。
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入舟
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ライバルって思うんじゃなくて、組織は違っても同じ業界を盛り上げる仲間ですよね。僕は、両村先生が独立するって聞いた時、友人としては応援したいけど、同じ会社のメンバーとしてはまだまだ一緒に仕事がしたい・・・そんな気持ちでした。
ただ、今働いているメンバーにしてもこれから入社してくるような人たちにしても自分でやりたい、開業したい人も多いと思います。今後は、会社としても開業支援じゃないですけど、バックアップできるようなシステムが作れたらと思っています。
本日はありがとうございました!
両村 亘祐 両村鍼灸整体院 院長
2012年に入社。だいふく鍼灸整骨院の創業メンバーであり、2022年に退社後「両村鍼灸整体院」を松山市内に開業。たくさんの人の「健康寿命を伸ばす!」ことを目標に日々、施術を行っている。
